めぞん一刻

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古いアパート「一刻館」にやって来た管理人さん「音無響子」と彼女を想う浪人生「五代裕作」が織り成すラブコメ漫画。一癖も二癖もある一刻館の住人、煮え切らない恋の行方が読者の心を掴んで離さない名作。

若くて美人な未亡人の管理人さん「音無響子」青みがかった黒髪を大きなリボンで一つ結びにしていることが多い。ヒヨコの描かれたエプロンを着けていたり、年の割には野暮ったい服装なので分かり辛いが、巨乳でスタイルが良い。
初めて彼女を見た時から…ずっと好きだった。大学生の俺が暮らす事になった老朽化しかけているボロアパート。その新しい管理人としてやってきた響子さん。彼女を見た瞬間、僕は恋に落ちていた。本当にあったんだな…一目惚れというものは。それからいろいろな事があった。本当、いろいろな事が。俺の気持ちはずっと変わらなかったと思う…うん、多分。時々、微妙に揺れてしまった事もあった。諦めかけた事もあった。それでも俺が彼女を想う気持ちは、変わる事はなかったんだ。そして…響子さんは…彼女の気持ちも俺には分からないものだった。決して届かない存在…最初はそう思っていた。だが時に、俺と彼女の距離は縮まって。手を伸ばせば届きそうだと感じられた事もあった。2人の想いは同じなんじゃないか。そう思えた事さえあった。
彼女は時に俺を受け入れ、時に俺を突き放して。側にいてくれたり、離れていってしまったり。同じ想いを抱き合っていると期待させられたり、それが幻想なんだと不安にさせられたり。でも様々なトラブルが2人のそんな関係をリセットしてしまう。逆にトラブルが2人の距離を遠ざけてしまった事もあった。響子さんは俺をどう思ってくれているんだ?ずっと俺はその問いかけを繰り返していたんだ。自分自身に…その答えを俺は今、得ようとしていた。好きです…その想いを込めながら、俺は彼女を抱きしめている。本当に長かった。初めて出会った時からずっと変わらない想い。俺は一体何度、それを彼女に伝えただろうか。それが届かないんじゃないかという不安を常に抱きながら。でも…そんな想いも、もうさっきまでの事。彼女は今やっと俺の気持ちに応えてくれた。俺は愛しい彼女の全てをこの手に抱きしめている。響子さんの心を、そして…愛しい響子さんが今、俺の腕の中にいる。でもまだ俺は少しだけ不安を感じていた。言葉では言い表せない小さな不安。そしてそれは彼女も感じているのかも知れない。俺に身を任せながらも、その肩が小さく震えていた…だが彼女は、俺の腕に手を添えながら言ってくれたのだ。「私の事だけ考えて…」はい。そう、今は響子さんの事だけ考えよう。腕の中にいる愛しい女性の事だけを。俺はカーテンを閉め、外界を隔絶した。この部屋は今、俺達2人だけの世界なんだ。その世界で俺達は互いに唇を寄せ合って、口づけをした…

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